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論文

気液平衡型ガス発生源の真空天秤による性能試験

秦野 歳久; 平塚 一; 長谷川 浩一; 海福 雄一郎*; 阿部 哲也

Journal of the Vacuum Society of Japan, 54(5), p.313 - 316, 2011/05

環境分野での大気汚染ガス量やアルミリサイクル材に混入している不純物ガス量の定量測定は、これらを世界標準化する観点からガス量を直接、重量値として表すことが求められている。そのため重量値で示せる標準ガス発生源の実用化が期待されている。本研究では、気液平衡型ガス発生源(以下、P-チューブと略する)を一候補例として、真空中での性能評価試験を行った。具体的には、真空中でガスの重量変化を自作の真空天秤で直接測定するとともに質量分析計を用いてガス成分濃度も合わせて測定し、両者の対応関係等について調べた。試験結果は、気液平衡型P-チューブが真空用重量標準ガス発生源として使用できる可能性を示した。

論文

J-PARC 3GeVシンクロトロン用ターボ分子ポンプの磁場による過電流評価

荻原 徳男; 金澤 謙一郎

Journal of the Vacuum Society of Japan, 53(3), p.148 - 150, 2010/04

加速器及び核融合装置等で近年ターボ分子ポンプ(TMP)が多用されており、磁場中での使用の機会がふえている。TMPをこのような(静的)磁場中で使用する場合、渦電流によるローター部の温度上昇とそれに伴う熱伸びによる接触事故の危険性を評価しておく必要がある。今回、より一般性のある評価手順に基づき、J-PARC 3GeVシンクロトロン(RCS)で使用しているTMPに対する検討を加えたので報告する。すなわち、小型TMPを用いた広範な実験から、渦電流損に対する知見を得、これを定式化した。これを半実験式として、RCS用TMPの渦電流損を磁場の関数として表す評価式を求めた。次いで、ローター温度の評価に対し、放射伝熱に対する無限平板近似式を半実験的に扱うことで定式化した。以上の定式化により、磁場をパラメータとしてローター温度及び熱伸びの評価が可能となった。評価の結果、ローターの温度上昇は、最大でも50$$^{circ}$$C程度であり、RCSにおいては問題を生じないことが明らかとなった。

論文

J-PARC 3GeVシンクロトロン用ピラニ真空計の開発

荻原 徳男; 引地 裕輔; 吉成 洋治*

Journal of the Vacuum Society of Japan, 53(3), p.158 - 161, 2010/03

J-PARC RCSにおいてTMPの背圧監視に使用しているピラニ真空計の測定下限が0.1Paから2Pa程度に上昇するという変化が起きている。これに対し、今回、Pt線を用いた測定子の開発及び制御方法の見直しを行い、十分実用にたえる真空計を実現した。また、本真空計をRCSに実装して、運転開始から750h経過後も、順調に稼働していることを確認した。本真空計の特徴は、以下のとおりである。(1)フィラメントには、酸化等による感度変化を起こしにくい材料として、Ptを用いた。さらに、直径100$$mu$$m長さ60mm程度のPt線を12本直列に接続した構造とし、測定に有効な電気抵抗(室温時10$$Omega$$)を確保しつつ機械強度を著しく向上させた。(2)本真空計の制御には、定電流切換え方式を用いた。出力変化の比較的大きい圧力範囲が狭いという定電流特性に対し、電流値を3段階に切り替えて大きな出力変化のあるところをつなぎ合わせ、0.1から1000Paまでの圧力範囲を精度よく測定できるものとした。(3)本ピラニ真空計の応答時間は30秒程度である。また、測定範囲は、0.05Paから大気圧までと広範囲である。

口頭

SPring-8 BL23SUの表面化学反応分析装置(SUREAC2000)における実空間"その場"観察の実現

吉越 章隆; 寺岡 有殿

no journal, , 

表面化学反応の選択性を実空間"その場"観察することを目的として、SPring-8のBL23SUの表面化学反応分析装置(SUREAC2000)に超高真空走査型プローブ顕微鏡(UHV-SPM)を導入し、その性能評価を行った。Si(111)-7$$times$$7構造が広範囲に観察できることに加えて、Si adatomの欠陥及び吸着物と思われる輝点が原子分解能で観測できた。放射光ビームラインにおいて原子レベルでの実空間"その場"観察が可能な性能を有することを確認した。

口頭

重水素イオン注入した水素貯蔵材(V$$_{25}$$Cr$$_{40}$$Ti$$_{35}$$)の高分解能軟X線放射光光電子分光による自然酸化膜の熱安定性の評価

戸出 真由美; Harries, J.; 寺岡 有殿; 角本 雄一; 井上 敬介; 吉越 章隆

no journal, , 

水素貯蔵合金表面の自然皮膜の熱安定性は、水素の吸収や脱離に大きな影響を与える重要な特性であるといえる。本研究ではV$$_{25}$$Cr$$_{40}$$Ti$$_{35}$$の自然酸化膜の熱安定性が、重水素イオン注入によってどのように変化するかを高分解能軟X線放射光光電子分光法で調べた。実験はSPring-8の原子力機構専用軟X線ビームライン(BL23SU)に設置した表面反応分析装置(SUREAC2000)を用いて行った。アニールの前後で表面の酸化膜の光電子スペクトルの測定を行った。V$$_{25}$$Cr$$_{40}$$Ti$$_{35}$$をアニールすると酸化状態を示すピークが弱くなり、金属状態を示すピークが強くなる。重水素イオンを注入することで、自然酸化膜の熱安定性が100度程度安定化することが観測された。

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